女性アスリート外来

当院の女性アスリート外来の
特徴とは

  1. 思春期から更年期世代までのアスリートを対象とします。
  2. 選手のコンディショニング(とくに月経に関連することがら)についての相談をお受けします。
  3. 競技日程や練習に合わせた治療を行います。
  4. 選手の審美系の課題(にきび、医療レーザー脱毛など)解決も行います。

医療レーザー脱毛について
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女性アスリートの課題とは

女性アスリートの方の課題とはエネルギー不足、無月経、骨粗しょう症は女性アスリートの3主徴といわれています。もともと運動量に見合った食事が摂取出来ていない「スポーツによる相対的なエネルギー不足=LEA/RED-S」が、この3主徴の根っこにある原因です。 エネルギー不足による低体重により無月経となり低エストロゲン状態がつづいて骨粗鬆症の原因となります。

無月経
(3か月以上月経が来ない)

エネルギー不足(LEA/RED-S)
による無月経

根本的には必要なエネルギー量を摂取する、つまり十分な栄養補給がない限りこの無月経は解決が難しいですが、とくに体重コントロールが必要な審美系競技選手では体重コントロールも要求されるため合理的な栄養バランスが求められます。
ここでは薬物療法について説明します。

診断

血液検査、超音波検査などで後に述べる多嚢胞性卵巣ではないことを確かめます。

治療

経皮エストラジオール製剤(塗り薬、張り薬)と黄体ホルモン(飲み薬)を組み合わせます。

多のう胞性卵巣症候群(PCOS)
による無月経

月経困難症

症状と原因

月経困難症月経困難症は月経にともなってあらわれる症状で、強い下腹部痛や腰痛を主症状として、腹部膨満感、嘔気、頭痛、疲労、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、うつ症状などが見られます。月経痛は月経時に剥がれた子宮内膜を経血として押し出すときに出るプロスタグランジンというホルモンにより子宮が収縮することによっておこる痛みです。

器質性月経困難症と機能性月経困難症

器質性月経困難症は、ベースに子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮奇形などの疾患があるものでそれらの疾患がないものを機能性月経困難症といいます。機能性月経困難症は月経がはじまって2~3年から症状が出て出産すると痛みが軽くなるといわれてきました。
また子宮内膜症は従来20~30歳代の病気とされてきましたが最近は10歳代から始まるという報告があります。
子宮内膜症は進行すると不妊症発症が50%にものぼることを考慮すると晩婚晩産の現代には、月経困難症をひたすら耐え忍ぶのではなく、思春期に正しく診断し適切な治療を受けることが大事になってきます。

診断

まず問診で喫煙や性交の有無を含めて詳細な聞き取りをします。
当院では思春期の人の問診時にはご本人の意向を尊重してご家族には席をはずしていただいて話をお聞きすることもあります。

性交のない場合

超音波検査、血液検査などを行います。
超音波検査は経腹(おなかにジェルを塗って)あるいはご本人の納得をえられれば経直腸(肛門からプローブを入れて観察する)をします。

性交のある場合

経腟超音波検査、血液検査、性感染症検査をします。
アスリートの場合とくに競技の試合や練習などの際に月経がかさなるとパフォーマンスの低下する選手は多いので低用量ピル(OC/LEP)を処方します。

治療

低用量ピル(OC/LEP)服用の目的

  1. 月経痛や月経量などをふくめた月経トラブルのコントロール
  2. 月経前症候群の緩和
  3. にきびなどへの美肌対策
  4. 月経の時期をずらす

専門とする競技により
ピルを使い分けます

  1. 体重が増加しては困る競技、あるいは減量予定の選手の場合は、男性ホルモン作用を抑えるヤーズを処方します。
  2. 体重増加することでパフォーマンスの向上につながる競技の場合にはヤーズ以外のピルを処方します。
  3. 上記以外の場合は相談の上、その人にあったピルを選択します。

ピルは何歳から服用
できるのでしょうか?

ピルは何歳から服用できるのでしょうか?国際家族計画連盟(IPPF)により発表された「思春期の避妊」に関する声明では,初経後3カ月を経過していれば安全に使用できると提言されています。当院では骨端線の閉じたあと、つまり身長の伸びがとまったあとの世代に服用開始することをお勧めしています。月経移動は、日常的に低用量ピル(OC/LEP)を服用中の人は、それを活用して個々人にあわせた月経日移動をします。

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